2025/9/21.22 白駒の池 青苔荘テント泊、にゅう、天狗岳、根石岳ナイトハイク

前から行ってみたかった白駒の池。
ヤマリーで募集していたツアーに参加しようか迷っていたら、あっという間に満員になり募集停止…。
「それなら自分で行こう!しかもテント泊で!」と思い立ち、実行してきました。

もともと白駒の池でのテント泊はずっと憧れていたので、いい機会になりました。

目次

アクセス

公共交通機関を利用しました。

JR茅野駅 → バスで白駒の池バス停

帰りも同じくバスで茅野駅へ

電車は特急もありましたが、料金が+2500円ほど。時間は2時間余計にかかりましたが、節約のため特急は使わず。結果、かなり時間はかかったものの、のんびり移動できました。

ルート・時間・累積標高

1日目:にゅうへアタック

到着後、白駒池までの苔むす森がとても素晴らしく、まるで「もののけの森」。春に行った屋久島以上に苔がすごいと感じるほどでした。

白駒池は晴れていて、「このまま天気に恵まれるかも!」と期待しましたが、その後は曇り続き。

テント場の青苔荘に荷物をデポして、アタックバックで「にゅう」へ。
池を過ぎて登山道に入ると、まさかの泥濘(ぬかるみ)地獄…。雨上がりのせいか、登山道の半分は水没。これまで登った山で一番の悪路に心が折れかけました。

それでも何とか「にゅう」に到着!
山頂標識は「にう」だったり「ニュー」だったり(笑)。名前の通り“にゅうっと”突き出した山でした。

その後は中山峠、中山、高見石と回る予定でしたが、道が悪すぎて時間がかかり、高見石名物のきなこパンは14時で終了…。食べられず残念。疲労も溜まっていたので、そのままテント場へ戻りました。

テント場は遅めの到着で斜面しか空いていなかったのが難点。電波も不通でしたが、クラフトビールが生で飲めるのは最高!しかもリーズナブルで美味しい。さらにトイレが驚くほど綺麗で感動しました。

夕飯は節約のためコンビニ調達。しかし茅野駅前のデイリーヤマザキは通常より1.5倍くらい高く、余計な出費に…。

2日目:ナイトハイクで東天狗岳へ

テントは9時撤収ルールですが、私はナイトハイク予定。午前1時に起きて撤収開始。ガサゴソ音を立ててしまい、周りの方ごめんなさい…。

星空が見えていたので「これは日の出が期待できる!」とワクワク。
ただ真っ暗な中、ヘッドライトがポロリと落下するハプニング。懐中電灯のように手で持ちながら進み、なんとか中山峠へ。

しかし東天狗岳に着いた頃にはガスガスで視界ゼロ。
山頂に5時半到着するも何も見えず…。そのまま根石岳へ移動し、寒さに耐えながら30分待機。すると一気に雲が晴れて、目の前に西天狗岳、赤岳、硫黄岳が姿を現し、感動の瞬間!やっぱり山は晴れてこそですね。

帰りは予定ルートを変更して下山。高見石の揚げパンは5個セットのみで断念。下山後には再びガスがかかってきたので、晴れの時間にいられたのは本当に幸運でした。

バス待ちの間には「白駒の裏庭」を散策。さまざまな植物が絶妙なバランスで生えていて、本当に庭のようで癒されました。

まとめ

今回の白駒の池テント泊は、1日目は泥だらけでテンションが下がり気味でしたが、2日目の東天狗岳での大絶景で一気に報われました。
クラフトビールや綺麗なトイレもあり、青苔荘のテント場は居心地も◎。

悪路に悩まされつつも、忘れられない山行になりました。

過去 登った山一覧

過去、登った山

使ったアイテム

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今回の山行きのアート

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