前から行ってみたかった白駒の池。
ヤマリーで募集していたツアーに参加しようか迷っていたら、あっという間に満員になり募集停止…。
「それなら自分で行こう!しかもテント泊で!」と思い立ち、実行してきました。
もともと白駒の池でのテント泊はずっと憧れていたので、いい機会になりました。
アクセス
公共交通機関を利用しました。
JR茅野駅 → バスで白駒の池バス停
帰りも同じくバスで茅野駅へ
電車は特急もありましたが、料金が+2500円ほど。時間は2時間余計にかかりましたが、節約のため特急は使わず。結果、かなり時間はかかったものの、のんびり移動できました。
ルート・時間・累積標高

1日目:にゅうへアタック
到着後、白駒池までの苔むす森がとても素晴らしく、まるで「もののけの森」。春に行った屋久島以上に苔がすごいと感じるほどでした。
白駒池は晴れていて、「このまま天気に恵まれるかも!」と期待しましたが、その後は曇り続き。
テント場の青苔荘に荷物をデポして、アタックバックで「にゅう」へ。
池を過ぎて登山道に入ると、まさかの泥濘(ぬかるみ)地獄…。雨上がりのせいか、登山道の半分は水没。これまで登った山で一番の悪路に心が折れかけました。
それでも何とか「にゅう」に到着!
山頂標識は「にう」だったり「ニュー」だったり(笑)。名前の通り“にゅうっと”突き出した山でした。
その後は中山峠、中山、高見石と回る予定でしたが、道が悪すぎて時間がかかり、高見石名物のきなこパンは14時で終了…。食べられず残念。疲労も溜まっていたので、そのままテント場へ戻りました。
テント場は遅めの到着で斜面しか空いていなかったのが難点。電波も不通でしたが、クラフトビールが生で飲めるのは最高!しかもリーズナブルで美味しい。さらにトイレが驚くほど綺麗で感動しました。
夕飯は節約のためコンビニ調達。しかし茅野駅前のデイリーヤマザキは通常より1.5倍くらい高く、余計な出費に…。



2日目:ナイトハイクで東天狗岳へ
テントは9時撤収ルールですが、私はナイトハイク予定。午前1時に起きて撤収開始。ガサゴソ音を立ててしまい、周りの方ごめんなさい…。
星空が見えていたので「これは日の出が期待できる!」とワクワク。
ただ真っ暗な中、ヘッドライトがポロリと落下するハプニング。懐中電灯のように手で持ちながら進み、なんとか中山峠へ。
しかし東天狗岳に着いた頃にはガスガスで視界ゼロ。
山頂に5時半到着するも何も見えず…。そのまま根石岳へ移動し、寒さに耐えながら30分待機。すると一気に雲が晴れて、目の前に西天狗岳、赤岳、硫黄岳が姿を現し、感動の瞬間!やっぱり山は晴れてこそですね。
帰りは予定ルートを変更して下山。高見石の揚げパンは5個セットのみで断念。下山後には再びガスがかかってきたので、晴れの時間にいられたのは本当に幸運でした。
バス待ちの間には「白駒の裏庭」を散策。さまざまな植物が絶妙なバランスで生えていて、本当に庭のようで癒されました。



まとめ
今回の白駒の池テント泊は、1日目は泥だらけでテンションが下がり気味でしたが、2日目の東天狗岳での大絶景で一気に報われました。
クラフトビールや綺麗なトイレもあり、青苔荘のテント場は居心地も◎。
悪路に悩まされつつも、忘れられない山行になりました。
過去 登った山一覧
使ったアイテム
| 使用 | アイテム名(使用の感想リンクあり) | コメント |
| 〇 | サポーター ザムスト 膝 | 膝痛予防に欠かせない |
| 〇 | サポーター ザムスト 腰 | 腰痛予防に欠かせない |
| 〇 | スパッツ cw-x | 血行がよくなり疲労軽減 |
| 〇 | ザック TRAILblazer20 | 軽くて収納よい |
| 〇 | ザック ミレー | 荷物が多い時はこちら |
| 〇 | ファインテンTシャツ | 速乾あり |
| 〇 | 靴下 ダーンタフ | 最強靴下 |
| 〇 | 靴 アシックス | トレラン |
| 〇 | ヘッドライト | 色々と使える |
| 〇 | mobileバッテリー | 安心 |
| 〇 | Zoff サングラス | メガネ利用に嬉しい、サングラス着脱式 |
| 〇 | 熊スプレー TW-1000 | 熊対策 |
| 〇 | シュラフ モンベル | |
| 〇 | マット | |
| 〇 | テント | |
| 〇 | 地図YAMAP | 必需アプリ |
| 〇 | 保険ココヘリ | 保険+位置情報で安心 |
今回の山行きのアート


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