今回は近場の高尾でトレーニング登山。
高尾山は少しマンネリ気味なので、あえて北高尾を攻めてきました。
実はこのコース、夏の始めに挑戦したものの、湿度が高すぎて途中で断念した苦い思い出があります。 今回はそのルートを途中までなぞりつつ、時間の都合で別ルートに切り替え。 結果的に、景信山を経由するルートが取れて、思いがけず景信山にも立ち寄ることができました。
アクセス・ルート・距離・累積標高
京王線高尾駅から徒歩
帰りも京王線高尾駅まで徒歩
高尾駅と小仏の間をバスを使うのもあり

北高尾は「数字以上にきつい」
このコースは今回で2度目ですが、やっぱりきつい。
距離は景信山のふもとの小仏あたりまでで約15キロ、累積標高は1200mほど。 それだけ聞くと大したことなさそうですが、実際に歩くとかなり堪えます。
理由は単純。登っては下って、また登って…を延々繰り返すから。 下りでは調子に乗ってスピードを出してしまうので、脚の疲労が倍増します。 そして、同じような景色が続くため、実際の距離以上に長く感じるのも特徴。 加えて登山者が少なく、今回すれ違ったのはわずか3組ほど。 鬱蒼とした森の中を黙々と歩くのは、メンタルにも地味に効きます。
堂所山・景信山へ
道自体は比較的歩きやすいのですが、ときどき「ここ高尾?」と思うほどの急登が現れます。 おまけにクモの巣に顔から突っ込んでしまうハプニングもあり、テンションは一気にダウン…。
それでも堂所山まではなんとかクリア。 YAMAPで見ると距離も斜度も厳しそうに見えましたが、実際はそこまできつくなく、拍子抜けするほどスムーズに登れました。
堂所山を過ぎ、陣馬山〜景信山ルートに合流すると、一気に登山者が増加。人の存在に安心感が生まれ、ここまでの孤独感や疲労が少し和らぎました。

登山道入り口 この後まあまあ急登

地蔵峰 最初のピーク

唐沢山 このあとずっとこんなピーク

太鼓曲輪ノ頭 さっきと同じでは

熊笹山 ほぼ道の途中 見落とさないように

途中 ちょこっとだけ展望あり

富士見台 少し広めの山頂

富士見台というだけあって、富士山見えました

杉沢の頭 峰ドッケ

高ドッケ もはや登山道と一体化

黒ドッケに黒いドラム缶

湯ノ花山かな

大嵐山 同じところ繰り返してないかなと心配になる同じ景色

三本松山 三本松があるのかわからなかった


こんな感じの道が続きます

ちょっとメジャーな堂所山まで来た 景信のメインルートからこっちに寄り道してくる人が2組いた

景信山 安定の存在感 人もまあまあいます

景信山山頂からの関東平野 秋っぽい空

前は見えなかったけど、草やら木やら切ったら見えた
下山と振り返り
景信山からの下山は再び北高尾ルートへ。下りは比較的スムーズでしたが、最後のところでいつも道がわからなくなる。
しまいには派手に転倒…。
それでも大きなケガはなく、予定よりもだいぶ早く高尾駅に到着できました。

大久保山 下山はスムーズに

登山道のゴール 木下沢梅園のところ ここに降りてくるときの道がわかりづらい こけたし
まとめ
北高尾ルートは、距離や標高差の数字以上にハードで、体力もメンタルも鍛えられるコース。
人が少ない分、孤独に耐える練習にもなります。 高尾山に飽きた方や、自分を追い込みたいトレーニング登山にはもってこいのルートだと感じました。
使ったアイテム
| 使用 | アイテム名(使用の感想リンクあり) | コメント |
| 〇 | サポーター ザムスト 膝 | 膝痛予防に欠かせない |
| 〇 | サポーター ザムスト 腰 | 腰痛予防に欠かせない |
| 〇 | スパッツ cw-x | 血行がよくなり疲労軽減 |
| 〇 | ザック TRAILblazer20 | 軽くて収納よい |
| × | ファインテンTシャツ | 速乾あり |
| 〇 | 靴下 ダーンタフ | 最強靴下 |
| 〇 | 靴 アシックス | トレラン |
| × | ヘッドライト | 色々と使える |
| 〇 | mobileバッテリー | 安心 |
| 〇 | Zoff サングラス | メガネ利用に嬉しい、サングラス着脱式 |
| × | 熊スプレー TW-1000 | 熊対策 |
| 〇 | 地図YAMAP | 必需アプリ |
| 〇 | 保険ココヘリ | 保険+位置情報で安心 |
登った山一覧
今回の山行のアート

油絵風に
雲の色合いが、この山行が大変だったことを表している

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